一元配置分散分析(One-Way ANOVA)
「一元配置分散分析(One-Way ANOVA)」の基本を、図とインタラクティブデモで学べる日本語版記事です。
ANOVAvarianceBeginner
一元配置分散分析(One-Way ANOVA)を段階的に理解する
3群以上の平均を比較したいときに使う代表的手法が 一元配置分散分析(ANOVA) です。
ここでは、式だけでなく「なぜその計算をするのか」まで順を追って説明します。
1. 問題設定
例えば3クラスのテスト点数があるとします。
| クラス | 点数 |
|---|---|
| A | 56, 60, 58, 62, 59 |
| B | 70, 72, 75, 68, 74 |
| C | 45, 50, 48, 52, 47 |
目的は、平均点に有意差があるかを判定することです。
2. 仮説
- 帰無仮説 :すべての群平均は等しい()
- 対立仮説 :少なくとも1つは異なる
ANOVA の考え方は、群間のばらつき(平均同士の差)と、群内のばらつき(各群内部の散らばり)を比較することです。
3. 平均の計算
- 群平均:
- 総平均:
4. 変動の分解
- 全体平方和(SST):
- 群間平方和(SSB):
- 群内平方和(SSW):
基本関係は です。
5. F統計量
を計算し、F分布に基づいて有意性を判定します。
まとめ
- ANOVA は、群間変動と群内変動の比で平均差を評価する。
- F が大きいほど、群平均が等しいという仮説に反する証拠が強い。
- 3群以上の比較で、t検定の多重実行より一貫した判定ができる。
Interactive One-Way ANOVA Explorer
📊 Edit Your Data
Group A
Mean: 59.00
Group B
Mean: 71.80
Group C
Mean: 48.40
Grand Mean: 59.73
Step 1: Calculate Group and Overall Means
First, we calculate the mean for each group and the overall grand mean.
📈 Means Calculation
Group Means:
- Group A: 59.00
- Group B: 71.80
- Group C: 48.40
Grand Mean:
59.73
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